診療のご案内
精神科
心療内科
こころの変調も身体の病気も、誰もが同じくその可能性があります。
うつ病
ストレス社会の現代で、うつ病に悩む方が増えていますが、うつ病の治療を適切に受けている方ばかりではありません。
以前に比べてうつ病の認知度は上がったものの、今もうつ病に対する偏見や診察を受けることに対する抵抗があります。
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生涯で13人に2人の割合で、うつ病を患うと言われています。
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特に妊娠中や産後の女性はデリケートになり、うつ病のリスクが高まります。
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抗うつ剤の服用による依存性の心配はありません。
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お薬の服用に抵抗のある方は心理的治療もあります。
気分の落ち込みや意欲の低下、不安・イライラなどの精神的な症状がみられ、体のだるさや痛み、しびれなどの身体的な症状がみられる場合があります。
生活への支障が大きくなると、仕事・家事・勉強など本来の社会的機能がうまく働かなくなり、人との交際や趣味など日常生活全般にも支障を来すようになります。
小さな変化に気づいたら、症状が深刻になる前に今井メンタルクリニックへご相談ください。
子どもの発達障害
発達障害は、脳機能の障害で、親の育て方やしつけが原因ではありません。
見聞きしたものを理解して記憶し、過去の経験に照らして、計画を立てて行うといった、脳の様々な機能のことを認知機能と呼びます。
発達障害がある子どもの脳にはこの認知機能に、かたよりがあることがわかっています。
子どもの発達障害には、主な診断名として大きく3つに分けられます。
ASD
(アスペルガー症候群を含む自閉スペクトラム症)
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相手の立場になって考えるのが苦手
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こだわりが強い
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コミュニケーションが苦手 など
ADHD
(注意欠如多動性障害)
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落ち着きがない、気が散りやすい
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忘れ物が多い、片付けられない
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あれもこれも手を付けて、中途半端で終わる など
LD
(学習障害)
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計算、漢字など特定のことが苦手
発達障害は診断が難しいと言われています。
発達障害は個性ですが、本人または周りの人が悩む場合は援助や治療の対象になります。
上記の症状は可能性として考えられる例です。
気になる時はご自身で悩まず専門医を受診して下さい。
依存症
抜け出せない・やめられないのが依存症の特徴です
①ギャンブル依存
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賭け事に勝利したときの高揚感が忘れられない
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ギャンブルを出来ない環境にイライラし性格が荒くなる
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ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
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生活の中心がギャンブルで回っている
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ギャンブルの事実を隠そうと周囲に嘘をつくようになる
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ギャンブルのために借金をする
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ギャンブルのことしか考えられない
②アルコール依存
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悪いと分かっていても強迫的欲求に襲われ止められない
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飲酒の量を減らした時などに、手の震え、発汗、不眠などの離脱症状が現れる
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飲酒の量、酔うまでの量が日ごとに増えていく
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長時間酔っているため、飲酒以外の楽しみが見つけられない
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仕事、生活、健康に支障をきたすと理解しながらも飲酒がやめられない
③薬物依存
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違法薬物依存症
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喫煙(ニコチン)依存症
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常用薬剤(睡眠剤、精神安定剤など)への依存
④買い物依存
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欲しい物を買うのが目的でなく、買い物自体が目的になる
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使わないものまで、衝動的に買い、欲求が抑えられない
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買い物のことが頭から離れなくなる
⑤ゲーム依存
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深夜まで続けるので朝起きられない
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成績が下がり、不登校の原因になります
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大人も度々遅刻して退職に至ります
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多額の課金で借金を背負い、生活が壊れます
⑥ネット依存
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インターネットをする時間を増やすために、家庭での仕事や役割をおろそかにする
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インターネットをしている時間が長くて、学校の成績や学業に支障をきたす
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インターネットをしている最中に誰かに邪魔をされると、いらいらしたり、怒ったり、大声を出したりする
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インターネットをする時間を減らそうとしてもできない
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課金して支払いに困る
近年ではスマホ、パソコンなどのネット依存、ゲーム依存も増加しています。